貴金属買取の業態別の集客アイデア8選|信頼性を伝えるコツ

最終更新:2026年10月

貴金属買取の業態別の集客アイデア8選|信頼性を伝えるコツ

貴金属の買取は、売却を考えた人が相場を調べ、目にした情報を見比べて持ち込み先を絞る流れで進みます。そのため、売却先を探している段階で自店の情報を確認できる状態にしておくことが必要です。
この記事では、貴金属買取の集客方法を、オンライン5つとオフライン3つの合計8つに分けて紹介します。あわせて、出張・宅配・店頭のスタイル別に示しておきたい情報と、法令や査定の根拠を使って信頼を伝える方法も解説します。

目次

  1. 貴金属買取業が集客に注力すべき理由
    1. 広告から受ける印象が店選びのきっかけになっているため
    2. 多くの人が1店舗だけで売却先を決めているため
  2. 貴金属買取のオンライン集客方法5選と費用目安
    1. Googleビジネスプロフィール(MEO)で地図検索に表示させる
    2. ポータルサイトへの掲載で見つけてもらう機会を広げる
    3. ホームページと検索対策で査定依頼の入口をつくる
    4. SNS運用で査定事例や買取実績を発信する
    5. リスティング広告・SNS広告で検討中の人に情報を届ける
  3. 貴金属買取のオフライン集客方法3選と費用目安
    1. チラシ・ポスティングで近隣の人に知ってもらう
    2. 看板・のぼりなどの屋外広告で店の存在を伝える
    3. 地域イベント・地域の接点で関係をつくる
  4. 【スタイル別】貴金属買取の集客アイデア
    1. 出張買取:対応エリアと出張費の有無を明記する
    2. 宅配買取:送料と査定日数と梱包方法を事前に示す
    3. 店頭買取:店内の様子を写真で示し、査定にかかる時間を伝える
  5. 貴金属買取で信頼性を伝えるための情報発信方法
    1. 口コミやお客さまの声を集めて第三者の評価を伝える
    2. 本人確認や古物商許可など法令順守を明示する
    3. 査定の基準や根拠をわかりやすく公開する
    4. 取引のルールやクーリング・オフは事前に伝える
  6. 貴金属買取の集客に関するよくある質問
  7. まとめ

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貴金属買取業が集客に注力すべき理由

貴金属買取業が集客に注力すべき理由

※1 消費者庁「買取サービスに関する実態調査報告書」p.7「イ 店頭買取りを利用したきっかけ」
※2 同報告書 p.7「ウ 複数の店舗に査定を依頼して比較をしたか」およびp.8「複数の店舗に査定を依頼して比較しない理由」

貴金属の売却先を探す人は、相場を調べてから、どこへ持ち込むかを検討します。ここでは、店を探している段階で自店の情報が見つかることが重要になる背景を、2点紹介します。

広告から受ける印象が店選びのきっかけになっているため

消費者庁が店頭買取りの利用経験がある人に行った調査では、利用したきっかけとして「広告(インターネット、折り込みチラシ、店の看板、CM等)から受ける印象」を挙げた人が49.7%で最も多くなりました。次いで、家族・友人・知人などからの紹介が23.8%、インターネット上の口コミや評価が17.8%です。

また、広告を目にする経路も広がっています。総務省の調査では、スマートフォンは20代から50代の各年齢層で約9割、13歳から19歳と60代でも8割以上が利用しています。目にした広告や店舗情報が店選びのきっかけになりやすいため、売却先を探している人に自店の情報を見つけてもらう取り組みが必要になります。

※参考:消費者庁「買取サービスに関する実態調査報告書」
※総務省「令和7年通信利用動向調査」

多くの人が1店舗だけで売却先を決めているため

同調査では、複数の店舗に査定を依頼して比較したかを聞いた設問で、「いいえ」と答えた人が74.1%を占めました。逆に複数の店舗で比較した人は25.9%ということになります。比較しなかった理由は「早く売却したかったから」が35.7%、「面倒だったから」が35.5%でした。
多くの人は複数の店を比べずに売却先を決めています。そのため、貴金属の売却先を探し始めた段階で自店の情報が見つかる状態にしておくことが重要になります。

参考:消費者庁「買取サービスに関する実態調査報告書」

貴金属買取のオンライン集客方法5選と費用目安

貴金属買取業で活用しやすいオンラインでの集客方法には、さまざまな種類があります。まずは5つの方法を費用と反応が出るまでの目安で比較して、自社に合う方法を見つけましょう。

集客方法費用目安情報が表示される期間目安
Googleビジネスプロフィール無料短期から中期
ポータルサイトへの掲載無料から月4万円程度短期
ホームページと検索対策制作費10万円から150万円程度+運用費 月5,000円から3万円程度(外部委託の場合)中期から長期
SNS運用アカウントの開設と投稿は無料
(一部のサービスは有料プランあり)
短期(認知が広がるまでは投稿の継続が前提)
リスティング広告・SNS広告リスティング広告は月数万円程度から
SNS広告は1日数百円程度の少額予算から設定できる
短期

※2026年8月NTTタウンページ調べ。費用は各媒体が公表している料金と、制作会社・広告会社が公開している料金例をもとにした税込みの目安です。実際の料金・税区分・掲載条件は各媒体の最新情報でご確認ください。
※「情報が表示されるまでの目安」は、その方法に取りかかってから、自店の情報が実際に表示・掲載される状態になるまでにかかる期間の傾向を相対的に比較した区分で、反応の有無や時期を保証するものではありません。

Googleビジネスプロフィール(MEO)で地図検索に表示させる

Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップに店舗情報を無料で掲載できるサービスです。
貴金属の売却を考えている人の中には、Googleマップで近くの買取店を探し、近さや営業時間を確認して来店先を比較する人もいます。そのため、店舗情報を充実させておくことは、来店候補として見つけてもらうきっかけの一つになります。このように地図検索で見つけてもらいやすくするために掲載情報を整える取り組みは、MEO(マップエンジン最適化)と呼ばれます。

店舗情報の中でも、特に詳細に登録しておきたいのが買い取れる品目です。金歯・切れたネックレス・片方だけのピアスなど、売却を検討している人が売れるか迷いやすい品目を挙げておくと、来店前の不安の軽減につながるでしょう。

Googleビジネスプロフィールで整えておく項目例

  • 「商品」「サービス」の欄に、買い取れる品目を金・プラチナ・銀など種類ごとに登録する
  • 出張買取や宅配買取への対応の可否を登録する
  • 営業時間・臨時休業・電話番号は、変更が生じたらすぐに更新する
  • 投稿機能を使って、買取を強化している品目や催事の予定を追加していく

ポータルサイトへの掲載で見つけてもらう機会を広げる

ポータルサイトは、地域や業種から買取店を探せる検索サイトです。買取に関わるポータルサイトには、複数の買取店がまとめて査定額を提示する一括査定型と、地域の店舗情報を業種ごとに一覧で確認できるタイプがあります。前者は査定額を比較するために利用されやすく、後者は近所の売却先を探すために使われやすいと言えます。

また、情報の掲載にかかる費用はサイトによって異なります。掲載料が無料のものから月額数万円程度までのプランもあり、一般的には無料枠と有料プラン枠で掲載できる項目が変わります。掲載の条件や内容を確認したうえで、自店舗に合ったサイトを選ぶことが重要です。

ポータルサイトを選ぶときに確認すること

  • 無料で掲載できる範囲と有料プランで追加できる項目の違い
  • 掲載できる写真の枚数や紹介文の文字数
  • 「貴金属買取」「金買取」など、自店が対象となるカテゴリがあるか
  • 最短の契約期間と途中解約できるかどうか

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ホームページと検索対策で査定依頼の入口をつくる

ホームページは、掲載する内容を自分で決められるため、買取品目・買取価格の目安・査定の流れ・店舗情報などをまとめて載せられます。広告やポータルサイトで店を知った人が、詳しく調べるときに確認する媒体となるうえに、検索結果から新たな見込み客に見つけてもらう入口にもなるでしょう。

ただし新規ページを公開したり更新したりしても、反映されるまでは一定の期間が必要になります。そのため、SEO対策は中長期的な取り組みとして進めながら、リスティング広告などの短期的な施策と並行して進めましょう。

ホームページの掲載内容例

  • 買取品目の一覧(地金・アクセサリー・金歯・メダルなど、形状ごとに分ける)
  • 査定から入金までの流れ
  • 店舗情報(住所・営業時間・駐車場の有無・最寄り駅からの経路)
  • 買取品目ごとのよくある質問(持ち込む前に確認したいこと)

なお、自店のホームページをもつ場合は、古物商の許可証の番号などを掲載することが古物営業法で定められています。詳しくは記事後半で紹介します。

SNS運用で査定事例や買取実績を発信する

SNSは、査定した品物の写真や店内の様子を継続して発信できる媒体です。文章では伝わりにくい店の雰囲気やスタッフの人柄を、写真や短い動画で示せます。
貴金属の買取は、高額な品物を初めて訪れる店に預ける取引です。査定を担当するスタッフの様子や店内の写真を継続して発信しておくと、来店する前にスタッフや店の様子を知ってもらえるため、相談先の候補として選んでもらうきっかけになります。InstagramやXのほか、LINE公式アカウントは写真での事前相談を受け付ける窓口としても利用できます。

SNSで発信するときの注意点

  • 買い取った品物の画像は、個人が特定されない範囲で載せる
  • プロフィール欄に問い合わせ先・営業時間・対応エリアを書く
  • 投稿の頻度と担当者をあらかじめ決めておく

リスティング広告・SNS広告で検討中の人に情報を届ける

リスティング広告やSNS広告は、費用をかけて自店の情報を表示させる方法です。リスティング広告は検索結果の画面に、SNS広告はタイムラインなどに表示され、どちらも配信する地域や時間帯を指定できます。ホームページと比較すると、比較的短時間で情報をユーザーに届けやすい点が特徴です。

費用は、リスティング広告はクリックされたときに発生する仕組みが一般的です。一方でSNS広告は配信の目的に応じてクリック課金や表示回数に応じた課金方法があります。どちらも1日あたりの予算を広告主が設定できます。なかには予算の下限を定めていない媒体もあるため、少額から始めて反応を見ながら調整していく方法も可能です。

出稿前の準備項目例

  • 広告から移動する先のページを作る(買取品目・買取価格の目安・問い合わせ方法)
  • 広告を配信する地域の範囲と、配信する時間帯を決める
  • 1日あたりの予算と、出稿後に結果を確認する頻度を決める
  • 「高価買取」などの表現を使う場合、裏づけとなる買取実績を確認する

なお、「どこよりも高く買い取ります」「地域最高値」のように根拠を示せない表現は、媒体の審査で掲載できないことがあるほか、景品表示法上の不当表示にあたるおそれがあります。

貴金属買取のオフライン集客方法3選と費用目安

オフライン集客は、貴金属の売却先を本格的に探す前段階の人にも、買取店の存在を知ってもらう方法として有効と言えます。
次の3つについて、費用と情報が表示されるまでの目安で比較したうえで、進め方を紹介します。

集客方法費用目安情報が表示される期間目安
チラシ・ポスティング配布料1枚3円台から12円程度(印刷費は別)短期
看板・のぼりなどの屋外広告掲載料 月1万円台から20万円程度+製作・設置費短期から中期
地域イベント・地域の接点地域行事への協賛で数千円から数万円程度中期から長期

※2026年8月NTTタウンページ調べ。費用は各媒体が公表している料金と、制作会社・広告会社が公開している料金例をもとにした税込みの目安です。実際の料金・税区分・掲載条件は各媒体の最新情報でご確認ください。
※「情報が表示されるまでの目安」は、その方法に取りかかってから、自店の情報が実際に表示・掲載される状態になるまでにかかる期間の傾向を相対的に比較した区分で、反応の有無や時期を保証するものではありません。

チラシ・ポスティングで近隣の人に知ってもらう

チラシの配布は、店舗の周辺に住む世帯へ直接情報を届ける方法です。買い取り可能な品目や店舗の場所を伝えることで、今後貴金属の売却を検討した際の候補として知ってもらうきっかけになるでしょう。
配布するエリアは、反応を確認しながら絞り込むことも可能です。転居の多い季節や年末の片づけの時期など、不要品を整理する機会に合わせて配布するなど、顧客ニーズを踏まえた戦略が重要になります。

チラシに載せる項目例

  • 買い取れる品目(壊れたアクセサリーや金歯も対象になる場合はその旨も書く)
  • 査定にかかる時間と、査定のみの利用の可否
  • 店舗の場所・営業時間・査定受付時間・駐車場の有無・古物商許可番号
  • 問い合わせ先の電話番号と受付できる時間帯
  • ホームページ・SNSへの二次元バーコード

なお、チラシへの古物商許可番号の記載は法令上の義務ではありませんが、載せておくことで、正規の許可を受けた事業者であることを確認してもらえます。

看板・のぼりなどの屋外広告で店の存在を伝える

看板やのぼりは、日常的にその道を通る人へ、店の場所と業種を継続して伝えられる媒体です。貴金属の売却を検討するきっかけは、転居に伴う片付けや遺品整理などさまざまなため、探し始めた時点で近所の店として思い出してもらう手がかりになります。
視認性を考慮すると掲出できる情報は限られるため、載せる項目は絞りましょう。「金・プラチナ買取」のような取扱品目と、「査定無料」「見積もりのみ可」のような来店のハードルを下げる内容に絞ると、通行中でも読み取れる分量に収まります。

屋外広告を設置するときの確認点

  • 業種と買取品目が、離れた場所からでも読み取れる文字の大きさか
  • 夜間に通る人にも見えるか(照明などの有無)
  • 交換の頻度はどうするか(色あせや破れが目立つ前に交換)

なお、屋外に看板やのぼりを設置する場合、屋外広告物法にもとづいて自治体が定める条例の対象になります。条例では、許可を受ければ設置できる許可区域のほか、原則として設置できない禁止区域や禁止物件、自店の敷地に出す広告物などの適用除外が定められています。地域や大きさによって扱いが異なるため、設置前に自治体の窓口で確認しましょう。

地域イベント・地域の接点で関係をつくる

地域の祭りや商店街の催しに関わる方法には、自店のブースを出す形のほか、出店はせずに協賛や運営の手伝いで協力する形があります。協力は地域の事業者や住民と顔を合わせる機会になり、出店はその場で査定の内容を説明する機会になります。
また、地域イベントへの参加は、同じ地域で働く他業種の事業者と知り合うきっかけにもなります。たとえば引越しや遺品整理の事業者は、片づけの過程で貴金属が出てくる場面に立ち会う可能性もあるでしょう。その際にも、事前に買い取れる品目と連絡先を伝えておくと、相談を受けた際の紹介につながる可能性もあります。

地域の接点をつくるときのポイント

  • 協賛や出店で自店名を出すときは、店名だけでなく買い取れる品目まで伝える
  • 当日に話した人が後から連絡できるよう、連絡先が分かるものを渡す

なお、地域イベントの会場で査定や相談のみを受ける場合は、営業所以外での取引になるため、古物商の許可証を携帯する必要があります。その場で品物を買い受ける場合は、仮設店舗としての営業にあたるため、営業する日の3日前までに、その場所を管轄する警察署を経由して公安委員会へ日時と場所の届け出が必要です。

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【スタイル別】貴金属買取の集客アイデア

【スタイル別】貴金属買取の集客アイデア

貴金属の買取には、店頭買取のほか、自宅へ伺う出張買取、品物を送ってもらう宅配買取があります。依頼前に確かめたいことは方法ごとに異なるため、どのような情報を提示しておくとよいか紹介します。

出張買取:対応エリアと出張費の有無を明記する

出張買取は、依頼者の自宅を訪問して査定や買取をおこなう方法です。特定商取引法では、このような取引を「訪問購入」として扱っており、事業者が守るルールが定められています。特に勧誘の要請を受けていない相手への訪問は禁じられていることから、出張買取の集客は、依頼を受け付ける窓口を用意する形が中心になります。

自宅でおこなう取引の場合、ユーザーが気になるポイントとしては、どこまで来てもらえるのか、費用はかかるのか、誰が訪問するのかなどが挙げられます。事前にこれらのような不安を軽減できるような情報を提示できるように準備しておきましょう。

出張買取についての情報例

  • 対応エリア(対応する市区町村など)と、エリア外から依頼があった場合に対応できるかどうか
  • 出張費・査定料・キャンセル料の有無
  • 訪問から入金までの流れと、当日にかかる時間の目安
  • 写真で金額の目安を相談できる窓口の有無(電話・LINE公式アカウントなど)
  • 訪問するスタッフの人数と、査定にかかる時間の目安
  • 査定額に納得できない場合はキャンセル可能であること

宅配買取:送料と査定日数と梱包方法を事前に示す

宅配買取は、品物を店舗まで送ってもらい、査定額を伝える方法です。品物が手元を離れてから金額が決まるため、依頼する人は、送った品物がどう扱われ、いつ金額が伝えられるのかを自分では確認できません。そのため、査定額を伝えるまでの日数・送料の負担などを申し込みの前に示しておくと不安の軽減につながるでしょう。
また、貴金属は小さく高額な品物が多いため、配送中の補償の有無だけでなく上限額まで明記しましょう。併せて金額に同意しない場合の扱いについても示しておくと、より利用を検討している人も判断しやすくなるでしょう。

宅配買取についての情報例

  • 梱包キットを送るかどうか/自分で梱包する場合の方法
  • 送料をどちらが負担するか
  • 配送中の補償の有無・上限の金額
  • 品物が届いてから査定額を伝えるまでの日数
  • 査定額に同意しなかった場合の返送方法と返送料の負担

店頭買取:店内の様子を写真で示し、査定にかかる時間を伝える

店頭買取は、品物を持って店舗に来店してもらう方法です。店舗の場所と店内の様子、査定にかかる時間などが、来店の予定を立てるときに必要な情報になります。特に初めて来店する人は、査定が当日その場で終わるのか、どのような場所で査定を受けるのかを気にする可能性があります。品物によっては時間がかかるケースもあるため、自店の場合をあらかじめ示しておきましょう。

また、店内の様子は文章よりも写真のほうが伝わりやすいため、店舗の外観や入口、査定を行うスペースの写真も掲載しましょう。査定を担当するスタッフの写真をあわせて載せると、誰に対応してもらえるのかも伝えられます(掲載する本人の同意は必須)。

店頭買取についての情報例

  • 店舗の外観と入口が分かる写真、査定を行うスペースの写真
  • 査定にかかる時間の目安/予約が必要かどうか
  • 駐車場の有無/最寄り駅からの経路
  • 当日に必要な本人確認書類

貴金属買取で信頼性を伝えるための情報発信方法

貴金属買取で信頼性を伝えるための情報発信方法

貴金属の買取は、持ち込む品物が高額で、査定の内容が依頼する側からは見えにくい取引です。
ここでは、売却を検討している人に「この店に任せてよいか」を判断してもらうために、店側から示しておきたい4つの情報を紹介します。

口コミやお客さまの声を集めて第三者の評価を伝える

貴金属の売却を検討している人にとって、実際に取引した人の口コミや過去の取引事例は判断材料の1つになります。一方で、口コミは待っていても件数が増えるとは限りません。取引が終わったタイミングで投稿ページを案内するフローを整備しておくと、査定の内容が記憶に新しいうちに書いてもらいやすくなります。

ただし、Googleマップのように、口コミの投稿と引き換えに割引や特典を提供する行為をポリシーで禁止している媒体があります。また、事業者が第三者に依頼して投稿させた内容を事業者の広告だと分からない形で表示することは、景品表示法上の不当表示(ステルスマーケティング)にあたるとされています。掲載する媒体ごとの規約とあわせて確認しましょう。

口コミを集める際のポイント

  • 取引が終わった際に投稿できるページを案内するフローを整備する
  • 投稿の見返りに特典(金品や買取価格の上乗せなど)を付けない
  • 口コミの内容を確認して必要に応じて返信する
  • 店内やチラシに口コミを掲載する場合は書いた人の許可を得る

本人確認や古物商許可など法令順守を明示する

貴金属の買取は、古物営業法をはじめとする複数の法令にもとづいて行う事業です。そのため、許可番号や本人確認の手順を載せておくと、初めて売却する人が店を選ぶときの材料になります。

▼貴金属の買取に関係する主な法令

古物営業法都道府県公安委員会の許可を受けて営業し、営業所の見やすい場所に、許可の内容を記載した標識を掲示する。
自店のホームページがある場合は、氏名または名称・許可をした公安委員会の名称・許可証の番号を掲載する(常時使用する従業者が5人以下の場合などは対象外)。
1万円以上の取引では相手方の住所・氏名・職業・年齢を確認し、取引の内容を帳簿に記録して3年間保存する
犯罪による収益の移転防止に関する法律現金で200万円を超える代金を支払う貴金属等の売買で、相手方の氏名・住居・生年月日などを確認し、その記録を7年間保存する
特定商取引法出張買取(訪問購入)での勧誘・書面の交付・クーリング・オフのルールを守る
景品表示法買取価格などについて、実際よりも著しく有利だと誤解させる表示をしない

特に、店を探している段階で確認してもらいやすいのが古物商の許可番号です。許可番号を載せておくと、正規の許可を受けた事業者かどうかを、来店する前に確かめてもらえます。自店のホームページやチラシ、Googleビジネスプロフィールなどに同じ内容を載せておくと、店を探している段階で確認してもらえます。
本人確認についても、査定の前に実施することを案内しておくと、当日に持参してもらうものを伝えられます。

査定の基準や根拠をわかりやすく公開する

貴金属は、金・プラチナ・銀の1gあたりの価格が毎営業日公表されている点が特徴です。1gあたりの価格は査定額を考えるうえでの基準になるため、売却を検討している人の中には、相場を確認してから来店する人もいます。
一方で、公表されている相場と実際の買取価格は一致しません。たとえばアクセサリーではK18・K24といった刻印で金の含有率が変わり、精錬にかかる費用や手数料が差し引かれる場合もあります。差が生じる理由を論理的に説明できるように準備しておくと、相場との違いにも納得してもらえるでしょう。

▼査定について公開できる情報例

  • 金・プラチナ・銀の当日の買取価格と、更新した日時
  • K18・K24など刻印ごとの、計算に使う含有率の考え方
  • 相場から差し引かれる項目と内訳
  • 実際に買い取った例(品目・重量・査定額の計算過程)

取引のルールやクーリング・オフは事前に伝える

前述の通り、自宅へ伺って品物を買い受ける出張買取は、特定商取引法の「訪問購入」※にあたり、事業者が守るルールが法律で定められています。そのため、こうしたルールがある場合は事前に案内しておくと、依頼する側も取引内容を確認したうえで利用を検討できます。

訪問購入で事業者に定められている主なルール

  • 勧誘の要請を受けていない相手を訪問して勧誘することは禁止されている(不招請勧誘の禁止)
  • 査定の依頼を受けて訪問した場合でも、査定を超えた勧誘をすることはできない
  • 勧誘に先立って、事業者名・買取の勧誘が目的であること・勧誘する物品の種類を明示する
  • 物品の種類・購入価格・クーリング・オフに関する事項などを記載した書面を渡す
  • 書面を受け取った日から起算して8日以内はクーリング・オフができる
  • クーリング・オフの期間中、依頼者は品物の引渡しを断れる

※自動車や家電など一部の物品は適用除外とされていますが、貴金属は含まれません

貴金属買取の集客に関するよくある質問

貴金属買取の集客に関するよくある質問

貴金属買取の集客について、よくある質問と回答をまとめました。

貴金属買取業で集客以外に気をつけることはありますか

高額な品物と現金を扱う業種のため、防犯と、持ち込まれた品物への対応を決めておく必要があります。
店舗の防犯設備や現金の管理方法に加えて、盗品の疑いがある品物が持ち込まれた場合の対応も決めておきます。古物営業法では、買い受けようとする古物について不正品の疑いが認められるときは、直ちに警察官に申告することが定められています。

顧客アンケートは集客にどう活かせますか

「この店をどこで知ったか」を確認することで、何をきっかけに自店を知ったかを把握できます。
チラシ・検索・地図・紹介などを選択肢にしておくと、どの集客方法が認知につながっているのかを確認する材料になります。集計結果は、チラシの配布エリアや掲載媒体を見直す際の判断に活用できます。

費用を抑えて始めやすい集客はありますか

Googleビジネスプロフィールへの登録や、無料または低額で掲載できるポータルサイトの利用は、比較的費用を抑えつつ始められる方法です。Googleビジネスプロフィールは地図から近くの店を探す人に、ポータルサイトは業種の一覧から候補を絞りたい人に自店の情報を提供できます。

まとめ

貴金属買取の集客は、売却を考えた人が探し始めた時点で、自店の情報が見つかる状態をつくることが重要になります。まずは費用を抑えて始められるGoogleビジネスプロフィールの登録やポータルサイトへの掲載から着手し、問い合わせの状況を見ながら、チラシや広告を組み合わせていく進め方があります。

あわせて、出張・宅配・店頭という買取のスタイルごとに、依頼する前に知りたい情報を整理して示しておくと、初めて売却する人にも依頼するかどうかを判断してもらいやすくなります。対応エリアや出張費の有無、送料と査定にかかる日数、店内の様子や査定にかかる時間など、確認したい内容はスタイルごとに異なります。費用や手間を確認しながら、はじめやすいものから順に取り入れましょう。

※本記事に記載されている会社名、製品名、サービス名はそれぞれ各社の商標および登録商標です。


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※画像はイメージです

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