最終更新:2026年10月

タクシー事業の集客には、「流し」や「付け待ち」といった従来の方法のほかに、オンライン・オフラインのさまざまな手段があります。
この記事では、タクシーの集客方法をオンライン5選・オフライン5選に分けて費用の目安とあわせて整理し、課題別・業態別の組み合わせ方や、効率的に進めるためのポイントまで解説します。何から・いくらで始めるかを判断する材料をまとめています。
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※iタウンページは、日本の民営事業所数516万事業所(2021年6月現在)を上回る網羅性の高い掲載を行っております。日本の民営事業所数は、総務省統計局サイト(https://www.stat.go.jp)を参照
タクシー業界で変わりつつある集客の基盤
タクシーの利用者数や車両数は、10年前と比べて大きく減少しています。国土交通省の資料によると、全国の輸送人員は2013年度の約16億4,800万人から2022年度には約9億3,700万人まで減り※1、車両数も同じ期間に約24万台から約20万9,000台に減少しました※2。輸送人員は2020年度に大きく落ち込んだあと回復傾向にありますが、それでも2013年度の水準を下回っています。
一方で、スマートフォンの配車アプリは、全国約10万台規模※3のネットワークに達しているものもあり、アプリから配車を手配する利用者との新しい接点になっています。
このように、利用者の総数が減る半面、タクシーと利用者の接点の種類はむしろ増えています。従来から広くおこなわれてきた集客方法や、自社でこれまで取り組んできた方法だけでは、こうした新しい接点を持つ利用者と出会えていない可能性もあります。そのため、自社に必要な集客方法をあらためて検討し直すことで、集客の幅が広がることも考えられます。
※1・2 国土交通省 関東運輸局「タクシー事業の概要や事故の状況等について」
※3 GO株式会社公式サイト
タクシーのオンライン集客方法5選と費用目安
今すぐタクシーに乗りたい人や、出先で検索して手配する人との接点になるのがオンラインの集客方法です。まずはオンライン集客の5つの方法を費用の目安も含めて比較し、それぞれの仕組みを解説します。
| 集客方法 | 費用目安 | 適しているケース |
|---|---|---|
| Googleビジネスプロフィール | 無料 | 地図や検索から単発の利用を受け付けたい場面 |
| ポータルサイトへの掲載 | 無料から月4万円程度 | 地域名で探す人に事業者情報を示したい場面 |
| ホームページ | 制作費数十万円から数百万円程度+維持費 | 料金や車両の種類などの情報をまとめて示したい場面 |
| 配車アプリへの登録 | 導入費・手数料は要問い合わせ | アプリ利用者からの配車依頼を受けたい場面 |
| Web広告 | クリック課金・月数万円程度から | 短期間で情報を見てもらう機会を増やしたい場面 |
※2026年8月NTTタウンページ調べ。費用は各サービスの公表料金・一般的な相場をもとにした税込みの目安です。実際の料金・税区分は各サービスの最新の案内でご確認ください。
Googleビジネスプロフィール
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップに事業者の情報を無料で掲載できるサービスです。営業所の場所・営業時間・電話番号・写真などを登録しておくと、「地域名+タクシー」と検索した人が地図とあわせて事業者情報を確認できます。
登録や情報の更新に費用はかからないため、オンラインの集客に初めて取り組む場合の選択肢の一つです。
Googleビジネスプロフィール運用時の確認点
- 営業時間・電話番号が変わったら、その都度更新する
- 対応エリアや予約方法を説明文に記載する
- 口コミには内容を確認し、必要に応じて返信する
ポータルサイトへの掲載
ポータルサイトは、地域の店舗・事業者の情報を業種やエリアごとにまとめた検索サイトです。「地域名+タクシー」のように地域と業種で探す人が、複数の事業者を一覧で比較できます。Googleマップの検索でも「地域名+タクシー」で近くの事業者を調べられますが、ポータルサイトには、業種ごとに整理された一覧で対応エリアや連絡先などの情報を確認しながら比較できるという特徴があります。
サイトによっては、より細かい条件を指定した検索や、写真・案内文といった詳しい情報の掲載に対応している場合もあるため、掲載内容を充実させておくことで条件を決めて探している人に自社の対応内容を伝えられます。
ポータルサイト掲載時の確認点
- ポータルサイトに登録する社名・住所・電話番号は、ホームページやGoogleビジネスプロフィールなどほかの掲載先の表記とそろえる
- 掲載枠(無料・有料)ごとに載せられる情報の範囲を確認する
- 情報が変わったときは、すみやかに掲載内容を更新する
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ホームページ
ホームページは、料金・車両・対応エリア・予約方法といった会社の情報を、自由に構成・デザインして掲載できる媒体です。検索やポータルサイトで会社を知った人が、依頼前に詳しい情報を確認する場所になります。
費用は、制作会社に依頼する場合の制作費のほか、公開後もサーバー・ドメインなどの維持費が毎年かかります。制作費はページ数やデザインの作り込みで大きく変動するため、事前に制作会社に詳細を確認しておきましょう。
また、社内に一定のリソースがある場合は、無料や低額のホームページ作成サービスを利用して自社で作ることもできます。その場合は制作費を抑えられる一方、ページの作成・更新は自社でおこなう必要があります。
ホームページ制作を依頼する前の確認点
- 見積もりに含まれる範囲(ページ数・写真撮影・スマートフォン対応)
- 公開後の更新を自社でできるか、依頼が必要か
- サーバー・ドメインなど毎年かかる費用の内訳
配車アプリへの登録
配車アプリへの登録は、アプリの運営会社と加盟契約を結び、アプリ利用者からの配車依頼を受けられるようにする方法です。いくつかのサービスがあり、ドライバー用アプリの導入や、既存の無線配車システムとの接続によって配車依頼を受けます。
費用のかかり方はサービスや導入方法によって異なります。導入費用や配車が成立するごとに手数料がかかるものなどがあり、金額は各サービスへの確認が必要です。
配車アプリ加盟前の確認点
- 自社の営業区域がサービス対象地域に含まれているか
- 導入費用と配車1件あたりの手数料の金額
- 無線配車システムを使っている場合、既存のシステムと接続できるか
Web広告
Web広告は、検索結果やWebサイト上の広告枠に、費用を払って自社の情報を表示する方法です。Web広告にはさまざまな種類があります。
| Web広告の種類 | ・リスティング広告(検索連動型広告) ・ディスプレイ広告 ・SNS広告 ・Googleマップ広告(ローカル検索広告) |
|---|
タクシー業では、「地域名+タクシー」などの検索結果に表示するリスティング広告(検索連動型広告)が活用しやすいと言えます。リスティング広告は、広告がクリックされるごとに費用が発生する仕組み(クリック課金)で、1日の予算を自分で設定できるため、少額からの出稿もできます。
広告運用を代行会社に任せる場合は代行費が別途かかりますが、自社で運用する場合は初期投資を少なめで始められる傾向があります。
リスティング広告出稿時の確認点
- 配信する地域を営業区域に合わせて設定する
- 「地域名+タクシー」など利用場面を想定したキーワードを選ぶ
- 1日または月の上限予算を先に決めておく
- 配信する曜日・時間帯を需要に合わせて設定する
タクシーのオフライン集客方法5選と費用目安
オフラインの集客方法は、地域の施設や紙の媒体、対面の場を通じて利用者や取引先と接点を持つ方法です。継続的な取引先を探す場合や、インターネットをあまり使わない利用者にも知ってもらいたい場合の接点になります。
ここでは、オフライン集客の5つの方法を紹介します。
| 集客方法 | 費用目安 | 適しているケース |
|---|---|---|
| 病院や企業・店舗との提携 | 案内資料の作成費程度 | 通院や宴会後などの定期的な送迎需要を受けたい場面 |
| 無線配車グループへの加盟 | 加盟金・組合費は組合ごとに異なる | 電話配車の受付体制を整えたい場面 |
| フリーペーパーや地域情報誌 | 小枠で数万円程度から | 地域の読者に広く知らせたい場面 |
| チラシ・ポスティング | 配布料1枚数円台から数十円程度(制作・印刷費は別) | 配布する地域を絞って案内したい場面 |
| 地域の祭り・催事への出展 | 参加費・出展料は主催者・規模により異なる | 地域の人と直接の接点を持ちたい場面 |
※2026年8月NTTタウンページ調べ。費用は各媒体の公表料金・一般的な相場をもとにした税込みの目安です。実際の料金・税区分は各媒体・各団体の最新の案内でご確認ください。
病院や企業・店舗との提携
タクシーを使用したいユーザーに直接アプローチするのではなく、タクシーでの送迎に需要がある施設や店舗と関係をつくり、タクシーが必要な場面でユーザーに自社を案内してもらう方法もあります。病院や企業のほか、ホテルや飲食店などの店舗も提携先の候補になります。
具体的には、対応エリア・車両の種類・連絡先をまとめた案内資料を用意し、提携を希望する企業などへ案内することから始めるなどの方法があります。提携の可否や条件は相手先ごとに異なるため、継続したやり取りを通じて提携の条件を打診しましょう。
提携先と送迎場面の例
- 病院・クリニック:通院・退院時の送迎
- ホテル・旅館:宿泊客の駅・空港への送迎
- 飲食店:会食・宴会後の帰宅
- 企業:来客対応や社員の出張時の送迎
無線配車グループへの加盟
無線配車グループへの加盟は、同じ地域のタクシー会社がつくる協同組合などに加わり、共同の配車センターから配車依頼を受ける方法です。電話やアプリで受け付けた依頼をグループの配車センターが加盟各社に振り分けるため、自社単独で24時間の電話受付体制を持たなくても配車依頼を受けられます。
加盟金や組合費は公開されていない場合が多いため、地域の無線グループへの確認が必要です。
加盟前に確認する点
- 加盟金・組合費と脱退時の条件
- ほかの無線グループとの併用の可否
- 配車依頼の振り分けのルール
フリーペーパーや地域情報誌
フリーペーパーや地域情報誌への広告掲載は、決まったエリアに配布される紙媒体を通じて、地域の読者に事業者情報を届ける方法です。配布エリアと読者層があらかじめ決まっているため、自社の営業区域に合わせて媒体を選べます。
チラシ・ポスティングと異なり、配布は媒体側がおこなうため、自社で配布の手間をかけずに決まった部数を地域へ届けられます。また、地域の話題や店舗情報を読む目的で手に取られる媒体のため、記事やほかの地域情報とあわせて広告を見てもらえる機会があります。費用は掲載する枠の大きさや発行部数によって変わります。
出稿前の確認点
- 配布エリアが自社の対応エリアと重なっているか
- 発行部数・発行頻度と掲載を希望する号の締切
チラシ・ポスティング
チラシ・ポスティングは、自社で作成したチラシを地域の住宅や事業所に配布する方法です。配布する地域を丁目単位で選べるため、営業区域に合わせて配布先を決められます。
かかる費用は印刷費と配布費で、デザインを外注する場合はその費用が別途かかります。チラシに載せられる情報量は限られており、詰め込みすぎると予約先や受付時間といった肝心の内容が埋もれてしまうため、載せる項目は絞り込みましょう。
チラシに載せる項目例
- 電話番号・予約方法・受付時間
- 対応エリアと料金の目安
- 夜間・早朝の対応など自社の特徴(強み)
地域の祭り・催事への出展
地域の祭り・催事への出展は、祭りや福祉イベント、商業施設の催事などにブースを出し、地域の人と直接の接点をつくる方法です。たとえば福祉車両の展示や乗車体験のような企画を通じて、会社名と顔を知ってもらう機会になります。
参加費や出展料は主催者や規模によって異なるため、開催情報とあわせて確認が必要です。その場で依頼につながるとは限りませんが、チラシや案内資料を配布することで、後日の問い合わせ先として印象を残すことにつながるかもしれません。
出展前の確認点
- 参加費・出展料と申し込みの締切・条件
- 会場でのチラシ配布や車両展示の可否
- 当日配るチラシ・案内資料の用意
【課題別】タクシーの集客方法の組み合わせ方

それぞれの集客方法には、活用場面での向き不向きがあると言われています。そのため、自社の課題に合わせて組み合わせることで、弱点を補うような集客施策をめざすことができます。
ここでは、タクシー会社でよくある4つの課題について、集客施策の組み合わせ方と役割分担を紹介します。
費用を抑えて始めたい: Googleビジネスプロフィール×ポータルサイト掲載
集客にこれから力を入れようと考えていて、まずは無料または少額で始められる方法に挑戦したいと考えているタクシー業の方には、以下の組み合わせが考えられます。
組み合わせ例
- Googleビジネスプロフィール
- ポータルサイト掲載
この組み合わせでは、地図や検索から探す人にはGoogleビジネスプロフィールの掲載情報、業種やエリアの一覧から比較したい人にはポータルサイトの掲載ページで接点を持つことができます。
Googleビジネスプロフィールは登録無料で、ポータルサイトも無料から始められるケースもあるため、まずこの2つで反応を確かめ、その結果をもとに有料の方法も検討してみましょう。
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早めに反応を確認したい: Web広告×配車アプリ
掲載してから反応が得られるまでの早さを重視したい場合は、開始直後からタクシーを探す人と接点を持てる組み合わせを検討しましょう。
組み合わせ例
- Web広告(リスティング広告)
- 配車アプリへの登録
この組み合わせでは、「地域名+タクシー」と検索した人にはリスティング広告、アプリから手配する人には配車アプリが接点になります。今すぐタクシーを探している人の行動は、おもにキーワード検索かアプリに分かれるため、両方準備しておくことで開始直後から接点を持てる範囲が広がるでしょう。
リスティング広告は広告がクリックされるごとに費用が発生し、配車アプリは配車が成立するごとに手数料がかかる場合があります。いずれも利用の状況によって費用が変わるため、クリック数や配車件数を見ながら予算や設定を見直せます。
地域の人に見つけてもらいたい:ポータルサイト掲載×フリーペーパー
会社周辺の地元の人にもっとタクシーを利用してほしいという場合は、地域にアプローチしやすい媒体を組み合わせた集客方法が考えられます。
組み合わせ例
- ポータルサイト掲載
- フリーペーパーや地域情報誌
この組み合わせでは、「地域名+タクシー」で検索する人にはポータルサイトの掲載ページ、インターネットをあまり使わない読者にはフリーペーパーや地域情報誌の広告が自社を知ってもらえる機会になります。
ポータルサイトは地域と業種で絞り込んで探せる仕組みのため、掲載する情報を自社の対応エリアに合わせて記載しましょう。また、フリーペーパーや地域情報誌も配布エリアがあらかじめ決まっているため、営業区域と重なる媒体を選ぶことで、アプローチする地域を絞ることができます。
法人との継続的な取引を増やしたい:企業・店舗との提携×無線配車グループ
個人単位での単発依頼だけでなく、法人からの継続的な依頼の数を増やしたいという場合は、関係づくりと受付体制をセットで整えられる組み合わせが考えられます。
組み合わせ例
- 病院や企業・店舗との提携
- 無線配車グループへの加盟
この組み合わせでは、個別の企業・施設との関係づくりを進めることで提携をめざしながら、単発の電話配車やタクシーチケット利用などの依頼も、同時に無線配車グループから受けることができます。
法人がタクシーを手配する経路は1つではなく、提携先として日常の送迎を直接依頼される場合のほか、出張や来客対応などの場面で、その都度電話で配車を頼んだり、タクシーチケットで手配したりする場合もあります。
こうした電話やタクシーチケットでの手配は、無線配車グループの配車センターが受付窓口になる場合があるため、提携による関係づくりと無線配車グループへの加盟の両方をそろえておくと、どちらの経路からの依頼にも対応できます。
【利用目的別】タクシーの集客施策の組み合わせ例

同じようにタクシーを利用したいユーザーでも、その目的によって探し方や予約の経路は異なります。ここでは、3つの利用目的について、集客施策の組み合わせ方を紹介します。
観光・レジャー向け:地域の祭り・催事への出展×Web広告+ポータルサイト
観光・レジャーの利用では、出発前の下調べと現地での申し込みの2種類の場面が想定されます。
組み合わせ例
- Web広告(リスティング広告)+ポータルサイト掲載
- 地域の祭り・催事への出展
この組み合わせでは、出発前に検索する人にはリスティング広告やポータルサイトの掲載ページで観光コースや貸切料金の目安を示し、現地では祭り・催事への出展で直接の接点をつくることにつながります。
出展時に配る案内にコース内容と連絡先を載せておくと、その場での利用につながらなくても、会社を知ってもらう機会になるでしょう。
ビジネス利用向け:無線配車グループへの加盟×配車アプリ
ビジネス利用では、会社がまとめて手配する場面と、出張中の従業員がその場で手配する場面が考えられるため、両方の経路に受付を用意する組み合わせが考えられます。
組み合わせ例
- 無線配車グループへの加盟
- 配車アプリへの登録
この組み合わせでは、法人契約やタクシーチケットによる手配は無線配車グループが窓口になる場合があり、その場のアプリ手配には配車アプリが対応します。配車アプリには法人向けの手配サービスを設けているものもあるため、加盟を検討する際にあわせて確認しましょう。
医療・介護向け:フリーペーパーや地域情報誌×Googleビジネスプロフィール
急な通院で送迎が必要になる場面では、本人だけでなく家族が手配の窓口になる場合もあるため、紙とWebの両方に広く情報を発信できるような組み合わせが考えられます。
組み合わせ例
- フリーペーパーや地域情報誌
- Googleビジネスプロフィール
この組み合わせでは、紙で情報を得る層にはフリーペーパーや地域情報誌の広告、「地域名+タクシー」や「陣痛タクシー」などのキーワードで検索する層にはGoogleビジネスプロフィールの掲載情報が接点になります。
どちらにも、乗り降りの介助の可否や福祉車両の有無など、医療・介護の場面で確認される情報を載せておきましょう。
介護が必要な方の送迎を専門におこなう介護タクシーの集客方法は、以下で詳しく解説しています。
介護タクシーの集客方法8選|始めやすい施策と注意したいポイント
タクシーの集客を効率的におこなうための5つのポイント

どの集客方法を選ぶ場合にも共通して、掲載する情報の内容と運用方法が検討点になります。この章では、その共通のポイントを5つ紹介します。
利用目的別に対応できる内容を明確にする
多くの人からの問い合わせを獲得するために、「どんな依頼にも対応します」とアピールしたくなるかもしれませんが、間口が広いと逆にどの見込み顧客にも選んでもらえない可能性があります。
そのため、通院・観光・ビジネスなど、どの場面で特に利用してほしいのかを決め、対応できる内容を言葉にして掲載しましょう。
どこに力を入れたほうが良いかは、事業所周辺の住人の年齢層や観光に訪れる人の数などを参考に検討してください。「福祉車両あり」「観光貸切に対応」など、利用者が自分の目的と照らし合わせられる書き方にしましょう。
対応エリアを地域名まで具体的に示す
自社を宣伝する際は、「市内全域」「〇〇市・△△町」のように、対応エリアを地域名まで書いて掲載しましょう。
エリアが具体的に書かれていれば、利用者は自分の乗車場所が依頼できる範囲かどうかをその場で確認できます。迎車に対応する範囲と迎車料金の有無もあわせて示すと、ユーザーが依頼を検討する際の判断材料となり得る要素が揃うので、検討の土台に乗りやすくなるかもしれません。
料金・車両・対応体制を事前に確認できる形で伝える
対応地域以外にも、初乗運賃や貸切料金の目安、車両の種類・台数、乗務員の研修や保険への対応なども忘れずに掲載しましょう。
事前に確認できる情報を多く載せておくほど、利用者が確認できる判断材料が増えます。また、料金は改定があった場合はすぐに更新し、問い合わせた際に情報が食い違うことがないように注意してください。
電話番号や予約導線をわかりやすい場所に設置する
Web集客でも紙媒体でも、電話番号と予約方法、受付時間は目立つ位置に掲載しましょう。たとえばホームページなら全ページの上部に問い合わせ電話番号を掲載したり、チラシなら一番大きな文字にして目に入るように工夫したりなど、見た人が迷わず連絡できる状態にします。
また、Webからのフォーム予約など、電話以外の予約手段があればそれもあわせて示しましょう。
問い合わせ経路ごとの反応を確認して見直す
複数の予約基盤がある場合は、電話・配車アプリ・ホームページなどのどこ経由の問い合わせなのかを記録し、集客方法ごとの予約数を確認します。
どの経路から予約が入ったのかという記録がないと、集客方法ごとの反応を比べられず、どの媒体を見直せばよいかを判断しにくくなる可能性があります。改善を進めるためには、まず記録を残すことが出発点になります。
記録は、予約フォームや配車アプリの履歴などから確認できます。反応の少ない媒体は、掲載内容を見直すか、掲載を続けるかどうかをあらためて判断します。
タクシーの単発依頼から継続利用に向けて検討したい取り組み

一度の乗車で終わらせず、次の依頼につなげる工夫もタクシー業の集客では重要です。この章では、日々の運行の中でできる3つのコツを紹介します。
再利用しやすい予約・連絡手段を整える
タクシーが必要になったとき、連絡先が手元になければ、利用者は検索などで見つかった会社へそのまま連絡することになり、一度利用した自社が再び選ばれるとは限りません。そのため次回も直接連絡してもらえるように、降車時に渡す領収書や名刺に、電話番号・予約方法・受付時間を載せておきましょう。
予約ページやLINEなどの連絡手段がある場合は二次元バーコードを添えると、次に必要になったときに同じ連絡先へ手配できる状態を残せます。
時間厳守や接客など日々の対応の水準をそろえる
迎車時刻を守ること、丁寧な運転と接客、車内の清掃といった日々の品質を保つことは、タクシーの継続利用をめざすうえで基本の取り組みです。
たとえば法人や通院の送迎など、同じ利用者から繰り返し依頼を受ける場面が多いケースでは、乗務員間で対応の水準をそろえておかないと、依頼が途絶えるだけでなく、クレームにもつながる可能性があります。 接客時の対応や確認事項などを社内で共有し、どの乗務員でも安心して利用してもらえる体制を整えておきましょう。
口コミや紹介を受けるための接点を整える
初めてタクシー会社を選ぶとき、サービスの内容や対応実績は事前に確かめられる要素のため、実際に利用した人の口コミは判断材料の1つになります。
口コミは自社で用意できるものではなく、利用した人に投稿してもらう必要があるため、まずは感想を残しやすい接点を整えることから始めましょう。たとえば降車時に口コミ投稿ページの二次元バーコードを案内するなど、利用した人がその場で感想を残せる状態をつくっておく方法があります。
また、提携先や利用者に渡せる案内資料を常備しておくと、第三者に自社を伝えてもらう際の材料になります。ただし、投稿のお礼に割引や特典を渡すことは、ステルスマーケティングによる景品表示法違反に該当する場合もあるため注意しましょう。
タクシーの集客施策でよくある質問

タクシー集客は何から始めればよいでしょうか?
まず自社の課題(費用を抑えたい・早く反応を確かめたい・地域で知られたい・法人取引を増やしたい)を分析し、その課題に合う方法から試す進め方が選択肢の一つです。
課題別の方法の組み合わせ方は、本記事の「【課題別】タクシーの集客方法の組み合わせ方」の章で紹介しています。反応を確かめながら、方法を少しずつ広げていきましょう。
費用をかけずにできるタクシー集客はありますか?
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どちらも登録・更新に費用はかかりません。ポータルサイトの場合は、掲載できる情報量を増やしたい場合に、有料プランや他の方法を検討しましょう。
配車アプリ以外の集客方法も検討する必要はありますか?
電話で予約する利用者や、地域の法人・施設からの依頼も受けたい場合は、配車アプリ以外の接点をあわせて用意する方法があります。配車アプリはアプリ利用者との接点に限られるため、無線配車グループや提携、紙媒体などを組み合わせることで、依頼の経路を複数用意できます。
Web集客で反応が見られるまでの目安はどのくらいですか?
Web広告のように掲載直後から表示されるものや、ホームページのように反応を得るまでに時間がかかるものなどさまざまです。一律の期間では判断せず、問い合わせ経路ごとの件数を記録して、方法ごとに反応を確認していきます。
まとめ
タクシーの集客には、Googleビジネスプロフィールや配車アプリなどのオンライン施策から、法人・施設との提携や無線配車グループへの加入など、さまざまな方法があります。
まずは取り組みやすい方法から始め、反応を見ながら自社の営業エリアや利用者層に合う施策を組み合わせていくことが大切です。オンラインでの接点を広げる方法の一つとして、iタウンページへの広告掲載も検討してみましょう。
※本記事に記載されている会社名、製品名、サービス名はそれぞれ各社の商標および登録商標です。
地域のお客さまに見つけてもらう土台として、無料で日本最大級※の企業情報ポータルサイト「iタウンページ」への掲載を始めませんか?
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